帰りたくなる家

「帰りたくなる家」というのは、育った場所、思い出があるだけでなく、「落ち着き、安心できる」”場所”ではないかと思います。

“落ち着く” “安心する”は、からだと心が無意識に感じるものだと思います。

文化財や古民家などの古い建物に行くと、縁がない建物でも、なぜか「落ち着く」と感じたりするものです。

山や川などの自然の中で、落ち着くと感じるように、建物でも自然素材に囲まれているからだと思います。

自然素材の家は、そこで暮らす人たちの身体に負担がないため穏やかに過ごせます。

穏やかに過ごせることは、心の安定にも繋がります。

田舎暮らしや古民家暮らしが見直されたり、自然素材の家づくりを学ぶ方が増えています。

人もまた大地の子。

家族の帰りたくなる家を持ちたいものです。

投稿者プロフィール

山城京子
2015年より住育学校福岡第一校を開講。家を建てよう・家を持ちたいと思う消費者に住まいの「本当のコト」を伝えている。また住育コンシェルジュとして、住まい手の求める造り手との架け橋を行なっている。
昨今では、空き家の利活用や発生抑制に向けて、地域でセミナーやファシリティトを行い、住教育の推進に力を入れて活動中。
一般社団法人住教育推進機構福岡支部長
一般社団法人全国古民家再生協会福岡第一支部会員
古民家鑑定士
古民家ツーリズムまちづくりプランナー
category:住教育  |    |  2020.11.17

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